子どもに「死にたい」といわれたとき

 

子どもに死にたいと言われることほど悲しいことはありません。

 

 

しかし嘆いていてもしかたありません。

「死にたい」

と打ち明けられたら腹をくくってください。

 

 

一歩も逃げてはいけません。

 

 

そのまま受け止めます。

 

 

  • 「そんなこと言ってはいけない」なんていってはいけません。
  • 「そんなこと考えてはいけない」なんていってはいけません。
  • 作り笑いをしてはいけません。
  • 茶化してはいけません。
  • 励ましてはいけません。
  • 安易に大丈夫と言ってはいけません。
  • 聞こえなかったふりをしてはいけません。
  • 怒ってはいけません。
  • そんなこと言わないでと泣いてはいけません。

 

 

あなたの感情や意見は今は必要ありません。

とにかくただただ受け止める。

 

 

そして

しっかりと子どもさんを

見て

聞いて

嗅いで

触れてください。

 

 

 

特に話を聞くときは

口を挟んだり意見を言ったりしません。

 

 

 

お子さんのすべてをそのまま感じましょう。

 

 

 

そして“すぐにお子さんの辛さを和らげるためにできる具体的な行動‘’を提案してください。

「あなたが望むならこういうことができる」

と言ってあげてください。

 

 

 

子どもさんが落ち着けば、次に話をする日時の約束をしてください。

そしてしばらくは心を放さないで見守りましょう。

 

 

 

もし

あなたがこのことを受け止めることができないと思われるなら迷わず、精神科や心療内科など専門家におつなぎください。

役所などでもサポートを受けることができます。

迷わず動いてください。