不登校のお子さんの給食費について その2 (給食を止める時の心配ごとについて)

その1 では、給食は止めることができるのか?について書きました。

その続きです。

 

今日は、給食を止めることについて、親御さんの不安についてです。

もし子どもが急に行きたいって言ったらどうなるのか?

このことについて書きますね。

 

 

学校には一食ぐらい予備があるだろうと、思われる方もおられます。

が、注文していないのだから、ないものと考えられるのが良いと思います。

 

ただ、確かに予備がある学校もありますので、学校に聞いておくといいとは思います。

 

 

給食の細かい運用は、市町村で違います。

また、民間の会社に給食を委託していれば、学校ごとに運用が違うことがあります。

 

ただ予備があっても、

  • 急な転校生があったり
  • 入院していて給食を止めていたお子さんの退院が早まったり

など、前日までに予備をどう使うかが決まっていることも多いのです。

 

 

  • 予備で足らなければ
  • 教頭先生の給食であったり

休んでいる子どものものであったり

と、どこかで(正規の方法ではなく)調達されることになります。

 

 

 

ただ私の考えでは、お子さんの様子もありますが

再登校は、ゆっくりじわじわ戻ることをお勧めしています。

 

ですから、初日から給食を食べることは、お勧めしていません。

給食後の午後からか、または午前中の数時間など短い時間がいいと思っています。

無理はしないで余裕のあるぐらいがいいのです。

 

 

 

実は私の子ども(現在大学2年)のことなのですが、小学生の頃、不登校をしていました。

その不登校時代に、ひさしぶりに学校に行った日。

私は給食を止めていたのですが、学校が好意で給食を準備してくださいました。

 

帰ってきて息子に

「給食、おいしかった?」

と尋ねると

「砂の味がした」

と言ってました。

 

お子さんのタイプや心の健康さによりますが、無理しすぎるのは子どもさんが可哀想だし、後で反動が出ると思います。

 

つまり、再登校になったとしても給食を食べることは、お子さんのために急がない方がいいと思います。

 

 

次回に続く

次は、うまく担任に伝えるコツを書きたいと思います。

 

 



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