不登校のお子さんと修学旅行 その2

不登校や学校がしんどいお子さん、休みがちのお子さんが修学旅行に行くとき

修学旅行の続きです。

学校のサポートについて

 

私は保健室の先生をしていましたので、修学旅行を含めると50回ぐらいは宿泊の学習に参加しました。

その経験から。

 

 

さてその1で、お子さんと話し合い、お子さんが少しでも行きたい気持ちがあるようなら先生に

  • お子さんの様子
  • お子さんの思い を

お伝えください。

 

そして

  • どんなサポートがあれば行けるのか を

 

先生に伝えてください。

具体的にどんな方法があるのかも尋ねてみましょう。

 

 

(もしかしたら、結局行かないかもしれないから申し分けない)

なんて思う必要はありません。

 

 

先生たちは、本当に修学旅行を大切に思っています。”

 

 その気持ちは、もしかしたら子どもたちより強いかもしれません。

  • 先生は修学旅行が一生の思い出になることを理解しています。
  • そしてどの子も安全にそして楽しんでほしいと願っています。

 

だから

「参加したい」

という気が少しでもお子さんにあるなら、遠慮なくお伝えになられるといいです。

 

 

それから修学旅行に来ている先生たちは、学校と違って他になにも雑用!がないのです。

修学旅行に全集中です。

できるサポートはきっとしてくれます。

 

 

さて参加には、色々なパターンが考えられます。

“全行程みんなと一緒”というのもいいですが

例えば

  • 日帰りにした人もありましたし
  • 宿泊地に親戚の方が迎えに来るパターン
  • それからキャンプファイヤーだけとか🔥
  • 他にはグループ活動なしパターンで保健室の先生と待機!
  • 夜は、先生の部屋で寝ると決めてきている子もありましたし
  • みんなと寝て1時間寝れなかったら先生の部屋で寝るというお子さんもありました。
  • 荷物は宅配って子もいた(なんでだったかな?)
  • 一番の強者は、親が隠れて一緒についてきてたパターン(これは他校から聞いた話です。あんまりないと思うのですが)

 

 

とにかく知恵を絞って、お子さんにぴったりの方法を探りましょう。

 

 

“行くか”

”行かないか”

は置いといて、

お子さんと

「あーでもない」

「こうでもない」

と考える。

こういう時間も大切だったりします。

 

 最後に・・・。

 

あるお子さんの話

とある行事に行かなかったのですがバスを陰で見送った後

私の目にはそのお子さんは

「本当はみんなと一緒に行きたかった」

という気持ちがあふれてきたように見えました。

次の日からそのお子さんは、驚くほどいろいろなことが前向きになりました。

 

 

お子さんの心が動いた瞬間でした。

行事でいろいろな体験をすることも大切ですが、これもお子さんにとって大切な体験です。

 



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