不登校と白黒思考

不登校のお子さんがはまりやすい完璧主義の思考です。

 

白黒思考

  • 100 0 思考(ひゃくぜろ)
  • 全か無かの思考

など言われるものですが、不登校のお子さんにこの考え方を採用しているお子さんがいらっしゃいます。

 

完璧以外は、認めない。

例えば

  • 遅刻するぐらいなら休む。
  • 宿題でわからない問題があるから全部出さないか宿題自体しない、そして宿題を出せないので学校に行くことができない。
  • 完璧な作品が出来ないから工作に手をつけない。工作のある日は休む。
  • 外出したいが身支度に2時間ほどかかるのでめんどくさいから外出しない。

など

 

できればゆるめたい思考のクセです。

 

 

 

まずはそれによって学校生活が危うくなっているなら、先生に理解をしてもらうのが大切です。

(教師や指導者がそれを求めている場合もあります。)

 

そして白黒思考に配慮しながら

  • 「今は心がしんどくなっているから宿題出さなくていいよ。」と、先生から伝えてもらったり。
  • 宿題自体を少なくしてもらったり。
  • または、事前に課題を示しておき、事前に準備する時間を作ったり。
  • 見本を渡したり。

と とりあえずの対処方法!

 

 

そして少しずつ『白黒思考』自体を緩めていく方向で。

まず、お子さん自身が白黒思考が窮屈だと理解してもらうことが大切です。

実際場面で繰り返し伝えてあげてください。

 

そして次に、白か黒かの2択でなく、5段階とかパーセントでの考えを教えてあげてください。

すぐには修正できません。

でも繰り返し、何度も、じっくりと‼️

 

 

そうこうしているうちに、お子さん自身が自分で自分にツッコミを入れだします。

「また白黒してる!」

そうなればこっちのもの。

 

世界に、グラデーションが見えるようになれば、すごく生きやすくなるのです。

 

 


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