今日は不登校のお子さんのための法律『教育機会確保法』について。
不登校のお子さんを持たれる親御さんに、是非知っていただきたいものです。
この法律の基本理念は
“すべての子どもが豊かで安心できる学校にすること”。
不登校のお子さんをもちろん含みます。
ポイントは5つです。
- 学校を休むことは必要〜多様な学びを認める〜
- 不登校は問題行動ではない。
- 「学校復帰」ではなく「社会的自立」を目指す
- 「どこ(学校)で学ぶか」ではなく「何をどのように学ぶか」が大切
- フリースクールや親の会など必要な情報の提供
といった内容です。
2017年に施行されているのですが、不登校の支援をしてきたものとしては、ごくごく当たり前のことが書かれていると
思うのです。
が、学校、社会に浸透しているかというと、まだまだと言った感じがします。
この法律は、学校と話し合ったり交渉する時などに使えます。
これを元に話し合えば、概ね視点がずれることはないのでとても便利ですね。
私の体験談ですが、長男が小学生の時に、インターナショナルスクールに一週間体験入学させたことがありました。
通っていた小学校が合わない長男のために、色々探して見つけたのです。
ただ当時の担任はそれをよく思わなかったようで、一週間休むと伝えると冷たい声で
- 「管理職に確認します。」
- 「学校全体で共有します」
と言われました。
「確認て何?学校全体で共有?」
と思ったことを思いだします。
当時はこのような法律もなかったので、学校以外の学びに理解がえられず、変わった家だなあと思われていました。
全く孤軍奮闘でした。
法律などは、知っておくと役に立つことがあります。
ぜひ目を通して置いていただきたいです。
このサイトがわかりやすいです。お時間あるときご一読を!
不登校の子ども達を応援する、新しい法律ができました。
文部科学省のサイト
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