頭痛など体調不良から、不登校へという流れはよくあります。
頭痛は、感染症や熱の時の症状ですし、時には脳の病気の症状でもあるのできちんとした対処が必要です。
また治療できる頭痛もあります。
まずはかかりつけ医でご相談されることが大切です。
不登校のお子さんに関係が深い“緊張性の頭痛”は効果的な治療法がなく
- 日常生活をコントロールすること
- 鎮痛剤で痛みを抑えたり
- マッサージなどで痛みを和らげること
が中心になります。
痛みは感染症や脳の病気による頭痛よりも鈍い。
と言われていますが、それでもやはり痛い。
このタイプの頭痛は
『なんらかの原因で、顔や首、肩の筋肉ががちがちに緊張して硬くなり、脳へいく血管に血が流れないことが原因』
です。
(厳密に言えばもっと色々あるのですが、イメージとしてはこんな感じで。)
私はストレスからくる頭痛持ちのお子さんには、体に何が起きていてその原因は何かをお伝えするようにしています。
- お子さんが頭痛を起こした時
- 薬を飲んで治った時
- 何かに頑張りすぎている時
などなど、その都度伝えます。
何が頭痛につながるか、だんだん理解してもらう。
そして“どうしたらいいか”考えてもらう。
体と心はつながっています。
それをお子さんにわかってもらいたい。
何も考えず頑張り続けると、頭痛はどんどん悪化する、頻度も増える。
そして鎮痛剤で痛みを抑えることだけをしていると、自分の体をケアすることができない大人になってしまいます。
自分の体を
- 感じ
- 整える
自分で自分の体と心を整える大人になって欲しいのです。
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