不登校のお子さんが学校を休んでいても、習い事に行ってもいいか?
ということは、迷われる方はいらっしゃいます。
お子さんの体調と気力次第ではありますが、学校を休んでいるならむしろ習い事は行った方がいい。
いい気分転換になりますし、家族以外の人と関わることは、学校を休んでいるなら積極的に子どもさんの生活に取り入れた方がいいです。
さて、ただトラブルになる種はあります。
そこに来ている学校の友だち、知り合い。
- 「なんで習い事は来れるの?」
- 「学校休んでるのにずるい」
- 「明日は学校に来れるね」
- 「心の病気なの?」
などなど。
子どもならではの素朴&正直&悪意!の質問は、どうしても出るのです。
そこは覚悟して先手を打っておきたいものです。
どんな先手があるか?
①先にその友だちと親御さんに事情を話し、不登校になっていて習い事だけでも行かせたい。
など、少しオーバーに言って、逆にサポートをお願いする。
②朝は、調子が悪く学校に行ってはいけないと、お医者さんやカウンセラーに言われている。
など、専門家を引き合いに出し、習い事でみんなに説明させてもらう。
③思い切って時間帯を変える。
子どもが学校に行っているお昼間やまたは遅い時間。
④通える範囲で、支店があれば変える
などなどいかがでしょうか
お子さんの気持ちを尊重して進めます。
このような細々とした日常の出来事を、子どもさんの心を大切にする方向で決めていく。
このこと自体が子どもさんの気持ちを癒すことになります。
丁寧に、繊細に、そして優しくお話ししてください。
それから習い事に通い続ける目処が立ったら、学校の先生にも一報入れておかれることをお勧めします。
先生に
「○○ちゃんが習い事に行ってます!」
など報告しにくるお子さんもあるので、そのときに先生に肯定的なリアクションをとってもらうと、その後いろいろなことが違ってきますので。