祖父母の方はお孫さんが不登校になると戸惑われるようです。
不登校については、祖父母世代では、情報が全くなく、その分不安が大きくなるようです。
祖父母の方は経験も豊富ですし、知識もお持ちです。
ご理解してもらって、親とは違った視点で接してもらえると、お孫さんにとってはありがたい存在です。
不登校中におばあちゃんと外国に2人で行っていたなんて聞くと
「なんて素敵なおばあちゃん」
と嬉しくなります。
でもたまに不登校を認めないで
- 「昔は、そんな子はいなかった」
- 「甘やかすから」
- 「しつけがなっていない」
など、追い詰めるようなことを親御さんまた、お孫さんに直接言われる祖父母の方があります。
どんなことを言われても、祖父母さんであれば強く言い返せなかったり、ましてやもう会わないなんてことはできないですね。
血の繋がりがあるからこそ悩ましいですね。
これを整理するには境界線を引くことです。
- 不登校のお子さんとその兄弟、そしてその親といういわゆる家族
と、
- 祖父母
の間に、はっきりとした境界線を引くのです。
祖父母家族と同居であっても、なんらかの支援を受けていたとしても構いません。
きっちりと境界線を引いてください。
この境界線は目には見えません。
しかしこれをうやむやにしてしまうと、いろんな苦しいことが出てきます。
お子さんのことは、親御さんがお子さんと話し合い決めます。
間違うことがあるかもしれません。
しかしそれでいいのです。
修正すればいいだけのことです。
祖父母に何を言われようが、それは、あくまで外野の声です。
境界線を意識して外野の声に翻弄されずに、お子さんにとっていいことだけ追求しましょう。
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