体罰を使わない子育て
子どもをたたいてしまうこと
令和になって、これは 法律で禁止されています。
一昔前は 社会でも受け入れられていました。
身体で分からせないといけないときがある。
甘やかしていてはいけない。
時には厳しく
または
体罰を受けた側も
- たたいてもらってよかった
- たたかれたから目が覚めた
という。
昭和世代の人と話をすると
- 親に殴られた
- 先生にしばかれた
- 木にくくりつけられた
- 家から閉め出された
- 竹刀を常に持っていた先生がいた
- 廊下に立っとけ
などといった話が、ゴロゴロ出てきます。
平成になり、“学校での体罰の禁止”が広く社会に知れ渡りました
(もともと戦前から法律でも禁止されていましたが。)
令和になり、家庭での体罰が禁止になりました。
(令和元年6月に児童福祉法等改正法)
日本は これにより世界で59番目の体罰全面禁止国になりました。
(国際NGO「子どもに対するあらゆる体罰を終わらせるグローバル・イニシアチブ」)
地球全体で見れば、まだほとんどの国が体罰を容認しています。
日本でも体罰を容認している人は多くいます。
- 言ってわからないからたたくしかない
- あの時たたかれたから目が覚めた。
それは動物の論理です。
ヒト以外の動物であれば、たたいたり罰を与える必要があるのかもしれない。
でもヒトは体罰に頼らなくても、子どもを育てていけます。
体罰全面禁止
ヒトが
ヒトとして
子育てをする
さて、きれいごとを書きました。
理想像なのかもしれません。
こういうことが、子育てで苦しんでいる方を追い詰めること。
になるのかもしれません。
それでも私は、ヒトはそちらに向かうべきだと思います。
ただ、おひとりでさせるわけではありません。
一緒にしましょう!
お手伝いできることがありましたら教えてください。
お困りのことを 教えてください。
どうか苦しいことがありましたら、
周りにいる、心あるどなたかにお声掛けください。
どうか一人で苦しまないでください。