“オプトアウトという考え方”
ホームスクールジャパンという家を中心に子どもを育てるための情報サイトに
“オプトアウト”
という概念がありました。
「学校から意思を持って離脱する」
という意味だそうです。
現状不登校というと
- 学校に行けない
- 学校から脱落した
というニュアンスになることが多いのですが
この概念で行けば
“学校には、行けないのではなく、行かない。”
という形になります。
この考え方が全ての子どもに合うというわけではありません。
学校から離脱するかどうかは
そのお子さんの
- 性質
- 望み
- 学校の環境
などから総合的に判断することです。
うちの長男、次男の例でいいますと二人とも学校にいけなくなり戻るために休息をとり、その後
- カウンセリング
- セラピー
など、さまざまな調整をしたという時期もありますし、学校に行かないと決めて
- 家で通信教育をしたり
- インターナショナルスクールに行っていた時期
もあります。
ただ今まで不登校というと
- かわいそう
- 大変
という評価しかなかったのですが“オプトアウト”という考え方では、もっと積極的なイメージになります。
さて海外ではオプトアウトを宣言すると学校からホームスクールやフリースクールなどに籍を移すなどの手続きをとります。
そうすることでさまざまな支援や助成金などの制度をうけられます。
日本では、このようなことはありません。
日本も早く、法整備を進めてほしいところです。
しかし逆に考えると支援もない代わりに、ややこしい手続きなど何もないということ。
気軽に始めることができるしいつでも
「やっぱりオプトアウトやめます!」
といって、学校に戻ってもいい。
工夫次第で、美味しいとこ取りにもなります。
もし、この考え方がピッタリくるお子さんがいらっしゃったら
“オプトアウト”
を宣言して、新しい道を模索してみるのはいかがでしょうか?
私も15年前ぐらいからこの道を息子たちと模索してきました。
前が見えず厳しい時もありました。
でも得たものも大きかった。
お子さんの状況次第ではありますがもし望まれるなら歩く価値は十分ある道です。
その他関連記事