子どもは見ています!親のしぐさ
子どもにとって親御さんとの日々のコミュニケーションは、命をはぐくむうえでとても大切なものです。
心の栄養とも言えます。
お子さんは、日々の暮らしの中のなんていうことのない親子のかかわりの中で
- 親御さんの自分への愛情を知り
- 親御さんへの信頼を高め
- 家庭での安心感を得ます。
そして
- 自己肯定感を積み上げていくのです。
といっても親御さんは特に難しいことをする必要はなく、日々のお子さんの世話をこなすだけで大丈夫です。
その時、できる範囲で、良いと思われるコミュニケーションをお子さんとなされればいいのです。
ただお子さんとのコミュニケーションでどんなときも絶対にしない方がいいことはあります。
それは
- 舌打ち
- ため息
- 眉間にシワ
です。
これはコミュニケーションではありません。
ただの拒否であり、このままではあなたを受け入れないという脅迫です。
子どもさんは、親御さんの
“舌打ち”
”ため息”
”眉間にシワ”
に出会うと自分の意見や気持ちを引っ込めるしかありません。
話し合いのテーブルにつくことさえしません。
子どもが間違ったことを言ったときは、舌打ちをしたり、聞こえるようにため息をついたり、眉間にしわを寄せたりしないでシンプルに
- 「ママはそれは違うと思う。」
- 「こう考えた方がいいよ。」
- 「それはこういう理由できない。」
ときちんと説明してあげてください。
“舌打ち”
”ため息”
”眉間にシワ”
これらは、話し合う前から拒否を示している。
お子さんは、理由も分からず、黙るしかない。
そしてお子さんは、
- 安心して親御さんに何も言えなくなる
- 本音を隠すようになる
さらに『家が安心できる場所ではなくなる』のです。
“舌打ち”
”ため息”
”眉間にシワ”
些細な親のしぐさですが子どもさんへの影響は大きいのです。