不登校が長くなってくるとお子さんの顔や体が少し丸くなってくる。
家にいれば当然のこと。
日本では、やせ型のほうが好まれます。
タレントさんもみんな細いですよね。
”社会がやせを望んでいる”のです。
ですから親心で
- 「家にいるなら少しは運動したら!」
- 「一緒にウォーキングに行こう」
- 「今日からは筋トレ100回ね」
のようなことを言いがちです。
しかしこの件は、親が主導で、進めない方がいいです。
今、何かしらの理由があって休んでおられるお子さん。
休む時はしっかりと休ませてあげてください。
子どもさんが
- 「最近太ってきたから歩きたい。」
- 「体がなまったから筋トレするわ。」
など言ってきたら、一緒に歩いたり、筋トレを手伝ったりしてあげてください。
また食事制限についてもお子さんが望めば、少しだけカロリーを抑えたものを考えていきましょう。
しかしこれはあまり極端にならないように気を配ってあげてください。
摂食障害という病気があります。
一昔前は、拒食症といわれていました。
ここ数年増えているというデーターがあります。
摂食障害のきっかけは、多くは“ダイエット”です。
”社会がやせを望んでいる”のです。
それに応えるということでしょうか。
現代病といえるのかもしれません。
子どもさんは、親に言われなくても”社会がやせを望んでいる”ということは十分わかっているでしょう。
今不登校で心がしんどい時に、わざわざ親がお子さんに伝える必要はないでしょう。
お子さんが望めば力を貸しましょう。
それで十分かと思います。
もし太り方が心配でしたり、食べ方が異常だと思われたときは、お医者さんなどの専門家にご相談ください。
正しい知識の元に、進めましょう。