その①では、お子さんの行動を変えるために
ということについてお伝えしました。
どうぞ先にそちらをお読みください。
ーーーーーー
その①を読まれた方の中には
「生ぬるいなあ」
「時間がかかるなあ」
と思われた方もおられるかもしれません。
確かに私たち(昭和生まれ)は、もっと直線的なやり方をしてきました。
我慢と根性で行動そのものを変える方法です。
同じ例でいうと
出来事 クラスの発表会で失敗した
↓
考え 人生終わりだ
↓
感情 絶望
体 心臓がドキドキする、体に力が入らない
↓
行動 そんなことを言っていたら自分は成長しない。
嫌でも無理して歯を食いしばってチャレンジだ!!
こうやって私たちは歯を食いしばって乗り越えてきました。
しんどくなかったですか?
私はしんどかったです。
でもこの方法もやり方次第で試す価値はあります。
スモールステップを使うといいのです。
この例でいえば“発表”を少しずつステップアップさせていくのです。
- 親しい人2から3人→人数を増やす。
- 教室での練習→大きな場所へ
- 親しい人→知らない人へ
そうやって成功体験を積んでいく。
そうしていくと
「人生終わりなんてことないなあ」
と考えが和らぐのです。
どちらの方法がいいかは、お子さんの性格と向き合っている課題によるのでしょう。
私たち(昭和生まれ)は、とにかく
「我慢」
「根性みせろ」
「本気出せ」
とか言われて正面からいろいろなことに対峙してきました。
(運動中は水を飲んだらダメっていう教えもありましたよね。)
でも科学的には、もっといい方法はたくさんあるのです。
令和の時代に合った方法をどんどん模索して試してみましょう。
ご意見やご感想いただけるとうれしいです。
コメントをお書きください