もし学校や園の先生に
- あなたの子育て
- お子さん
- お子さんの行動
を注意されたり、批判されたら、まず気持ちを落ち着けましょう。
動揺したり、反省したり、親御さんが自分を責めたりと極端な思考に入ると
- 子どもさんにとってこの後どうしたらいいのか
という大切なところが見えなくなってしまいます。
先生にまっすぐ向き合い
- なぜそう思われるのか
をお尋ねください。
できるだけ理由を具体的に教えてもらって下さい。
そして
- 改善するにはどのようにしたらいいのか
を聞きましょう。
先生が本当にお子さんのことを思っているならきちんと答えてくださいます。
またもしお子さんの行動についての指摘があれば
- いつ
- どこで
- どんな場面で
- どのくらい
- きっかけ
- なぜそのようになったと思うか
- その時、先生はどのような対応をしてくださったのか
- 子どもの何をどう改善するといいか
- その為には何が必要か
詳しく尋ねてください。
〇先生の話に納得できれば
先生と今後について話し合いましょう。
先生には引き続き経過を見ていただきましょう。
子どもは、常に変化しますので、引き続きの支援が必要です。
〇もし先生の話に納得できなかったら
家に帰ってもう一度、先生から聞いた話を整理してみましょう。
お子さんのより良い成長のために、学校や園の意見やアドバイスは、お子さんとってはありがたいことです。
さてしかしそれは学校や園の意見です。
お子さんの行動や出来事が関係しているならお子さんにもよくお話を聞いてあげてください。
先生のご存じない情報が出てくるかもしれません。
すべてが学校や園の言う通りとは限りません。
学校や園の先生が見ているのは限られた時間の中でのお子さんの一面です。
お子さんの話
と
先生のお話
両方聞かれて親御さんはどのように感じられますか?
考えが煮詰まれば、信頼できる人に相談していきましょう。
身内だけでなく公平な意見を言ってくれる人にも聞いてください。
誰が正しいとかではなく子どもさんにとって何が大切かの視点を忘れないでください。
〇今は「子どものため」ができないとき
人生の途中には子どものためにやりたくても、できないときはあります。
それは親は、お子さんを含めた家族の生活を守らなければならないからです。
- 夫婦のこと
- 兄弟のこと
- 日々の家事のこと
- 祖父母のこと
- 経済的なこと
- 仕事のこと
- 体調のこと ・・・ etc.
人生にはいろいろな局面があります。
時にはわかりながら、子ども以外のことを優先しなくてはならないこともあります。
しかしそれは突き詰めればお子さんの暮らしを守ることになります。
そもそも暮らしが守られなければ、元も子もない。
ご自身を責めないでください。
できる範囲の中で優先順位をつけてやってください。
必要なら行政、福祉などのサービスを使うことも考えてみてください。
それは結局は、お子さんを守るためなのです。