親をやめたくなった時

パワーオーバー(power over)とパワーウィズ(power with)

子どもさんと生活していく中で

「親をやめたい!!」

と思うことはありませんか?

私は、子どもには内緒ですがありました。
もちろん本気ではありませんが、それぐらい追い詰められるときはありますよね。
そんな時は、子どもと距離を取り、、冷静に関係を見直すといいかもしれません。
うまくいかないときは違うやり方を取り入れる時期ではあります。
〇新しい関係のヒントに
支配と服従から対等な関係へ
パワーオーバー(power over)とパワーウィズ(power with)
支配の関係(パワーオーバー)とは
年齢や立場の上の人が偉くて正しい答えを持っているので、子どもや部下が従うという支配の関係です。
対等な関係(パワーウィズ)とは
すべての人は、ありのまま素晴らしく、生きていく力を十分持っている。
個人の考えを大切にして行こうという対等な関係です。
どちらでないといけないというわけではありません。
お子さんはまだ経験が少ないですし、また家族ごとに様々な事情もありますので…。
ただ、もし今親をやめたいほど子どもさんとの関係がうまく行かないと悩まれている方は、振り返っていただけるといいかもしれません。
どんなことでもですがうまく行かない時は違うやり方をやってみるのがいいのです。
親や大人は、子どものためを思って色々なことを考えています。
それは本当に子どものためなのです。
だけどそこにとどまって結局子どもさんとの関係がこじれてしまっては元も子もない。
子どもを正しく導かないといけない
子どもを将来自立させないといけない
子どもが何を望んでるのかな?
子どもはどんな大人になりたいのかな?
子どもはどんなやり方で進みたいと願っているのかな?
もしかしたら子どもは、現状では、間違っているのかもしれません。
でも時代は大きく変わっていきますから、子どもさんの考えもあながち間違っていないかもしれません。
〇一番大切な親子の形
私は、子どもさんや若者とたくさん出会わせていただいています。
その中で私が一番大切だと思うことは
いざというときに、親に頼れる関係ほど、大切なことはないということです。
親を頼れない子どもさん、若者がいらっしゃいます。
これは本当に生きづらいことなんです。
今、ご存じなように社会はとても苦しい面があります。
これは子どもが弱いわけではありません。
経済を優先する世の中では、人は本当に生きづらいのです。
将来、どんなに素晴らしい仕事や趣味や結婚をしたとしても人生は、長いです。
様々なときがあります。
理不尽なことに出会うこともあります。
そんなときに
親を頼れない
これほど大変なことはないのです。
決して子どもが親に頼れないということだけは避けてほしいと願っています。
〇最後に
親をやめたいと考えるほど、子どもさんとの間に考えの違いがあるときは、振り返ってみてくださいね。
今子どもとの間にあることは、、10年、20年、30年先にも子どもさんにとって必要なことか。。

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